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2006年2月20日 (月)

五島美術館、五島育英基金表彰、西都原古墳群・・・・・

  • 朝練許可チアー部、特残許可ダンス部

わかりきったことですが、偶然というのはあるものですね。きょうは、その偶然について・・・・・

060220gotokikin_hyousyosiki_ogawatihiro 本日、校長室において五島育英基金顕彰奨励表彰式を行いました。3年A組Oさんが7月の本年度全国高等学校芸術祭に神奈川県代表として出品し、11月の神奈川芸術祭においても表彰された書「福如東海 壽比南山」が、あらためて五島育英会によって表彰されたものです。

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読み下しは「福は東海の如く、壽は南山に比す」と読みます。

古代中国では東海の向こうに不老長寿の薬がある国があると信じられていました。秦の始皇帝の命を受けた徐福という人が、東海に乗り出してとうとう日本列島にたどりついたという徐福伝説があります。だから<福は東海の如し>。また南に美山をしたがえるというのは風水思想において縁起の良い地形だといいます。それで<壽(ことぶき)は南山に比す>。(校長日記9月30日付参照)

■表彰式を終えた後、校長室にかけてある「五島美術館名品集」カレンダーに目をやっていましたら、「壽山福海」の文字が飛び込んできました。

060220carender_gotobijutukan金彩文字天目>という名称の茶碗(南宋時代12~13世紀)の写真に付けてある説明文中にありました。茶碗の内側に金文字で(金はもう剥げていますが)「壽山福海」と書いてあるそうです。今日、表彰したOさんの書に対応しています。カレンダーは1-2月のところですので、もう2ヶ月近く目にしているのに、詳しくは読んでいなかったのです。

それがOさんの表彰の今日、目に飛び込んできたのですから偶然の妙というほかありません。

■そして、そのカレンダーの五島美術館「よみがえる源氏物語絵巻展」に本校三年生希望者が、明後日2月22日(水)に見学に行くことに気づき、(引率;日本史担当Ho先生)、やにわに、五島美術館について、いろいろさぐって調べ始めたら、同美術館が所蔵する国宝5点のうちの1つが「西都原古墳出土金銅馬具類」とあるではありませんか。びっくりしました。

意外と知られていませんが、西都原古墳群というのは、宮崎県西都市にあり、300基を超える古墳が密集する日本有数の古墳群です。実は私の故郷で、高校時代は何かといえば、同古墳群に行っておりました。

そこから出土した国宝が五島美術館に所蔵されているとは、五島育英会傘下に勤めて30年・・・・今日にいたるまで露とも知らないままきました。私の不勉強をさらすことにはなりましたが、きょう、我が故郷出土国宝の行方を知ることができた。二重三重の偶然に出会った日でした。

※五島美術館、Wikipedia、西都原古墳群は、それぞれの文字にホームページをリンクしてありますので、そこをクリックすると飛ぶことができます。

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