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2006年3月 3日 (金)

卒業おめでとうございます

060303_0225_hana_side_abies 3月3日桃の節句、きょうは、平成13年度に入学した皆さんの卒業式です。立派な卒業式でした。

卒業生の未来に栄光あれ!!

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  ※左の写真は拙宅のちかくの畑で栽培されている桃の花です。

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■校長式辞で吉野弘さんの詩「祝婚歌」を卒業生に贈りました。

校長日記をご愛読いただいている皆様にもご覧いただいて、あらためて卒業をお祝いしたいと思います。25年ほどまえに学生時代の友人に紹介され衝撃を受けた詩です。詩中の「二人」を「みんな」と置き換えれば、私たち誰もが胸に刻まなければならない内容だと思って大事にしている詩です。

   二人が睦まじくいるためには

   愚かでいるほうがいい

   立派すぎないほうがいい

   立派すぎることは

    長持ちしないことだと気付いているほうがいい

   完璧をめざさないほうがいい

   完璧なんて不自然なことだと

   うそぶいているほうがいい

   二人のうちどちらかが

   ふざけているほうがいい

   ずっこけているほうがいい

   互いに非難することがあっても

   非難できる資格が自分にあったかどうか

   あとで

   疑わしくなるほうがいい

   正しいことを言うときは

   少しひかえめにするほうがいい

   正しいことを言うときは

   相手を傷つけやすいものだと

   気付いているほうがいい

   立派でありたいとか

   正しくありたいとかいう

   無理な緊張には

   色目を使わず

   ゆったり ゆたかに

   光を浴びているほうがいい

   健康で 風に吹かれながら

   生きていることのなつかしさに

   ふと 胸が熱くなる

   そんな日があってもいい

※吉野弘さんは80歳になられる詩人ですが、人生の機微、社会関係の妙をうたう優れた詩を作りつづけておられます。この「祝婚歌」について吉野さんは、作者不詳の民謡のように広く流布されることが何よりのことであるから、本詩については著作権云々はしないとおっしゃっているそうです。吉野弘さんのお考えに感動しつつ、またお言葉に甘えて全文掲載させていただきました。ありがとうございました。

■卒業式のもようは後日、三年生送別会とあわせて後日アップ致します。

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