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2006年4月27日 (木)

あいさつは力、あいさつは勇気、あいさつは喜び

  • 今日、昼過ぎサーバーが復旧しました。
  • 昨日の村上春樹さんの話は後日に回します。
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  • 今日は全校朝礼で話した校長訓辞と樋口教諭講話を掲載します。

■全校朝会;校長訓辞■

四月に入って2年生6名の転校生が出ました。短時間では語り尽くせない事情ですので詳細は述べませんが、引き止められなかった私の力不足をお詫びします。でも、それだけに始業式で述べた「友だちの価値は、多いか少ないかではなく、一人一人の絆の強さである。」という事がますます大事になってきます。絆を結ぶためにまず必要なのは挨拶です。

060427aisatu_ha_tikara_1 今日は皆さんに「あいさつは力、あいさつは勇気、あいさつは喜び」という言葉を贈ります。〈あいさつは力〉昔、戦争から身も心もボロボロ状態で故郷の駅に降りた兵隊さんがたくさんいました。でも駅を降りて知っている人からも知らない人からも「こんにちは、お帰りなさい」と声をかけられ、その一言が、その後の人生の力になったといいます。〈あいさつは勇気〉知らない人に挨拶することは、「己の照れくささを捨てる」勇気がいります。また、わだかまりのある人にあいさつをすることは「己の小ささを捨てる」勇気がいります。このように挨拶は己を捨てるという貴い勇気を育ててくれます。〈あいさつは喜び〉あいさつをして相手が気持ちよく返事してくれると、とても嬉しいものです。私はマンション住まいですが、知っているいないにかかわらず誰にでも挨拶します。みんなすぐに「こんにちは」と返事をしてくれます。挨拶して良かったなと思います。060427_0424seito_on_3kai_3a_1 060427_0424seito_on_3kai_3c_1 先日、校庭を歩いていたら、三階ベランダから「校長先生、こんにちは」と手を振ってくれた人が何人かいました。ちょっと気がふさいでいた日ですが、いっぺんに気が晴れました。ありがとうという気持ちになりました。

以前から本校生徒の挨拶は評判が良いのですが、もっともっと、この大倉山をあいさつであふれかえる学校にしましょう。

■全校朝会;樋口教諭講話「受身と意志・情熱」■ とても良いお話でした。

060427higutisensei_kouwa_1 「自分はどうしてこんな風に生まれてきてしまったのか?」と思ったことはありませんか?私はあります。「もっとお金持ちの子だったら」とか「もっと背が高かったから」とか何度も思ってきました。親子喧嘩の挙句、「産んでくれと頼んだ訳じゃない」と心ならずも口走ったことがある人もいるかも知れません。確かにこの世に生まれるのは自分の意志ではない。英語では「

I was born」、受身形です。考えてみると生まれるときだけでなく世の中は自分の意志ではどうにもならないことだらけです。でも実は受身=passiveという言葉は情熱=passionと同じ語源です。情熱は苦しみを受け止めるところから始まるということでしょう。例えば「宿題をやらされる」というところから「宿題をやる」と積極的に受け止めるとき、そこに「意志」や「情熱」が生まれます。Passive(受身)をpassion(情熱)に切り替える。それが最も大事なことだと思います。

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