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2006年5月 8日 (月)

テレビ「マチベン」

  • 本日研究授業を行いました。2年C組4校時数学B(Sa先生)。授業概容は後日お知らせします。

060508_0429hoojirozame_hakusei_in_kawasa 060508_051029same_kawasaki_minato1 ←10月29日の校長日記で取り上げましたが、昨年10月27日に川崎港にホオジロザメの死骸が上がったというニュースが世間を驚かせましたが(右の記事写真)、そのホオジロザメがこのたび、剥製として永久保存されたそうです。4月29日、テレビで放映されていたのをカメラに収めましたが、とても立派な剥製として甦っています(左の写真)。

<虎は死して皮を残し、人は死して名を残す>という格言がありますが、<サメは死して剥製を残>したわけで、ここまでしてもらえて、ホオジロザメ君は川崎港に上がったことを本望に思っていることでしょう。

■本年度、テレビドラマで弁護士モノが一挙に三本放送されています。そのうち、<弁護士くず>はビッグコミック連載のものが原作ですが、とても興味深い視点から事件を扱うため、原作を愛読してきました。原作が単行本になっているというので購入したいと思っています。でも今日の話題はそっちではなく、<マチベン>のほうです。

060508_0429matiben 060508_0429matiben_sawadakenji_kisibekaz 土曜日夜9時のNHK<マチベン>も興味深い視点を提示してくれます。一週間前のドラマの内容は「安楽死」がテーマでした。岸部一徳演じる末期癌患者が、安楽死を望んでいるのに入院先の病院長が安楽死させてくれないため病院長を裁判に訴えたのですが、代理人として沢田研二演じる弁護士に依頼します。岸部と沢田は同じ学窓で過去に確執があったという設定です。

岸部一徳は余命半年という設定ですが、死の間際、錯乱状態に陥って「墓場まで持っていこう」と決意していることを口走ってしまうかもしれないと心配して、どうせ余命半年であれば、意識鮮明なうちに安楽死したいと望んでいます。「墓場まで持っていかなければならない」自分だけの秘密を持っているというのはよくドラマに使われる主題ではありますが、幸いというか、岸部一徳の場合、秘密が実は秘密でなかったという結末が用意されていて、安楽死自体が不要になってしまいました。上の写真はその最後のシーンをカメラに収めたものですが、車椅子の岸部一徳に沢田研二が語りかけた言葉が印象に残りました。

<三十年も半年も、天命をまっとうする価値は変わらないと思う>

いかに天命をまっとうするかが大事なわけで、大事なのは天命の長さではないというわけですが、天命をまっとうした後、どれだけ人々に惜しまれるか、語り継がれるかで人は評価される、「人の評価は棺をおおうて後に定まる」という格言を思い出させる言葉でした。玩味(がんみ)したいと思います。

※校長日記へのコメント等は右欄プロフィール内のアドレスからお願いします。先日、二人の卒業生から近況報告と激励のメールをいただきました。ありがとうございました。

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