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2006年6月21日 (水)

きょうも研究授業(3年書道・3年数学)

060621koyomi 今日は、【 夏 至 】 です。昼がもっとも長い日です。あいにくの曇り空ですので、夏至の陽光、夏至の夕映えをカメラにおさめられないのが残念です。さて、明日以降のことを「だんだん日が短くなるのか」と暗くなるほうにとらえるのか、それとも「夏至の頂点を迎えた。これからかなり長い間、日が長いぞ。今のうちにいろいろやっておこう」ととらえるのか、どっちの考えに立つかで、日の暮れ方が「つるべ落とし」 の秋を迎えたとき、大きな落差が生じていると思います。

暦の今日の言葉 【 他人を無視した行為に出れば、必ず自分も無視される 】

■今日も二つの研究授業が行われました。

1校時、3年選択「書道」(佐野教頭担当)です。きょうは「日常生活において筆を使う」ことがテーマ。特に手紙の表現を学ぶ授業でした。060621syodo_sensei7-8割の時間を座学に費やされ、生徒たちは佐野教頭の滋味あふれる解説に耳を傾けていました。

060621syodo_kuukai_kanjorekimei ← 日本三筆(三人の書道名人)の一人に数えられる空海和尚(弘法大師)も数多くの生活書を残していることが教えられました。写真は、灌頂(かんじょう;密教の極意を授ける儀式)に参加した僧侶の名前を空海が手づから書き記したもの。

060621syodo_ryokan_inkintamusi ← 江戸時代の名僧とも奇僧とも称される愛すべき良寛和尚の生活書がおもしろい。きょう紹介されたのは、二つとも無心(むしん;ものを欲しがってねだること)の手紙です。一つは、<羊羹(ようかん)をくださいな>という手紙。もう一つは、<いんきんたむしが再発したから薬が欲しいのですが・・・>というもの。いんきんたむしとは何ですかと生徒が質問し、教頭先生は誠実に丁寧に答えていましたが、私はここには書きません。わからない人は、おうちの人に聞いてください。

  060621syodo_nogutisika_tegami060621syodo_nogutisika_tegami_katuji↓ 泣けるのが、アフリカにいる野口英世博士に当てた母上、野口シカの手紙です。遠い地で偉くなって帰ってこれない我が子に会いたい一心で、書いたことのないひらがなを必死の思いで使って「はやくきてくだされ、はたくきてくだされ、はやくきてくだされ、いしょのたのみでありまする」と書き連ねる母シカ。教頭先生いわく「字はうまいか下手かではないな。気持ちが相手に伝わるのが美しいのだぞ。野口英世はお母さんの手紙をほとんど読み取れなかったらしいけど、帰ってきてほしいのだなという気持ちをひしひしと感じたという話が伝わっているよ」

060621syodo_kohude_wo_motte ← 以上のような話のあと、教頭のお手本にならって、自分の名前や友達の名前を実際に書いてみる作業にうつりました。いやがおうでも真剣に筆を運ぶことになったようです。060621syodo_syoujikyousitu 060621syodo_syo_kaigen 最後に二枚、書道室の風景を載せておきます。一枚は障子のある風景。県内の鉄筋コンクリート校舎では最もはやく書道室に障子を取り入れました。もう一枚は佐野教頭の書による掲示。右から読みますので<開眼>。脇添え書きに<めざめよ若者 逃げるな友よ 今こそ心をひらけ>とあります。

■4校時3年B組 数学Ⅲの授業です。青木先生担当(本年度からの新任講師の先生です)。二分割並行授業ですので、きわめて少人数による授業となっています。

060621sugaku_aoki_3b 060621suugaku1_aoki_3b

授業単元は、【 無理関数 】。

√(ルート)を使ったXY関数の計算とグラフです。前の時間の復習で、y=√x や y=-√x のグラフを覚えているかどうかの確認。どうやら、みんなしっかり覚えているような受け答えでした。さすが理系クラスという感じでした。

 その後も自分で問題を解くところまで青木先生の授業についていっている様子で、どうか進路の栄冠を勝ち得、さらに大学で論理的な学問ができるよう、数学を確かに身に着けてほしいと思います。

 私事で恐縮ですが、「数学Ⅲ」といったら苦い思い出があります。はるか昔の高校時代、三年に進級する春休み、数Ⅲの受講生は特別予習講義を受けるように言われ、参加してみましたが、数日たっても、まことにわからないことだらけ。文系志望の自分としては、わからない数Ⅲに時間を費やすのはもったいないと思い、あわてて数Ⅲ受講を取り消し、その分、国語だったか日本史世界史だったか、文系の時間を増やすことができました。恥かきついでに言えば、高二の秋だったか、全国模擬テストで数学の点数が13点(100点中)だったことが忘れようにも忘れられません。そのとき我が友は75点ほど。数学では先生をへこますほどの男で、全国ランキングに名が載っておりました。自分が文系であることを明瞭に悟った秋。

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