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2006年6月16日 (金)

大雨警報 花々 生徒 六曜

060616koyomihimekuri  事務室窓口に架けてある「日めくり暦」です。旧暦日も書いてあります。今日は旧暦5月21日です。昔は今の6月が<五月>だったのです。梅雨の合間の晴れを「五月晴れ(さつきばれ)」と呼ぶ理由がわかりますね。最近の暦ではめったにお目にかからない六曜星占いも載っていて、きょうは「先勝(せんしょう、さきがち)」となっています。

※この六曜について、記事の最後に私なりの解説を書いておきますので、興味のある方はお読みください。

060616ooame_keiho_2 ←昨晩から今朝にかけて、かなり強い雨でした。「神奈川東部に大雨洪水警報が出ているので、県立高校は休校になった所もあるのに、うちはならないのですか?」 生徒が樋口教務部長に質問してきたそうです。

朝6時のニュースで警報が出ていたら休校規定を設けている学校とちがって、本校は交通機関が動く限り登校の定めで、ケースバイケースで連絡網使用ですから、今朝ぐらいでは休校になりません。むしろ休校にした県立高校の先生方の「なんだ?期末テスト前なのに、無駄に授業をつぶしたなあ」と後悔姿が目に浮かびます。

(※17日訂正→上記記述に不遜な書き方をしてしまいました。17日校長日記冒頭をご一読願います。己が不遜を反省しております。)

060616ooame_hareagari

← 午後はテラスもすっかり乾きましたし、生徒下校時には、お日様さえ出てきました。060616hareagari_taiyo 060616seito_2nen_itiki_kaneko_ninomiya_f 撮影していたら「さようなら」の声。2年生のKさん、Iさん、Fさん、Nさんたちです。カメラを向けると、Iさんが「やったー、これで校長日記に載るのが三回目だ!!」と喜んでいました。ついこのまえ生物の授業のとき「一度も載せてもらってない」と嘆いていたのに、今日は、こんなに喜んでもらえて私も嬉しいです。

060616seito_ogiwara_miyamura_or_oota ← 午前中。大雨は花々には喜びだろうなぁと撮影に出たら、体育の授業が終わったところで、体育館から手を振ってくれる姿が・・・三年生のOさん、もう一人は確かMさんかOさん060616hana_ajisai 060616hana_nanten 060616hana_sarusuberi 土手にはアジサイのほか、南天、さるすべりが花をつけていました。通学路にはバーベナという珍しい花が生けられています。管理人の丸山さんの作品です。060616hana_babena 060616hana_babena_up ありがとうございます。

060616_0615kodomo_of_hanedamaiko_92sotu卒業生と会いました。14年ぶりですが、ついこの前卒業したかのような思いにとらわれました。それぐらい教え子というのは歳をとらないですね。老けゆくのは教員ばかりなり、です。 お子を連れていましたので許可を得て撮影掲載します。<翔空(そら)>君という名前だそうです。大きく羽ばたいてほしいですね。060616ajisai_in_front_of_jimusitu 事務室の前に生けてあるアジサイ。本校土手からとって生けてくださったものだそう。

※では六曜星について。迷信ではありますが、これは、その日の行動の仕方をアドバイスするもので、江戸時代から日本人が慣れ親しんできたものです。6日ごとに繰り返すので六曜といいます。月火水木金土の繰り返しを七曜というのは皆さんご存知の通りです。

六曜も繰り返す順番が決まっていて、

先勝(せんしょう、さきがち;午前中に事を済ませよ、早い者勝ちなど)

友引(ともびき;友を引く日なのでお葬式は禁物)

先負(せんぷ、さきまけ;物事にとりかかるのは午後に回せ、勝負事も急いては事を仕損じる)

仏滅(ぶつめつ;お釈迦様が亡くなった日ぐらいに最凶最悪の日、新しいことは何もしないほうが良い)

大安(たいあん;仏滅の反対。何を始めてもうまく行く日。今でも結婚式などはこの日を選んでする人が大勢いる)

赤口(しゃっく;何をするにも凶の日だが、どうしてもというなら正午前後に始めれば、どうにかこうにかOKという日)

 忙しい現代にあって、六曜に百%従うと生活できないことになります。迷信ですので、破っても一向に構いません。明治政府は文明開化に反する考え方だというので禁止したほどです。

 しかし、庶民は生活の彩りというか、何かを始めるのに、判断基準があったほうが決めやすいからでしょうが、政府の考えとは裏腹に使い続けました。(判断基準というのは、例えば結婚式を決めるのにも、親戚縁者みんなの都合が合う日はなかなかありません。そういうときに「ちょうどうまい具合にその日が大安吉日じゃよ」の一言で納得できるというようなことです。迷信が合理的な作用(生活の知恵)を果たすこともある一例です)。

 現代においても、明治政府と同じく「合理的判断力を狂わせるもの」という考えから、六曜を暦から一掃しようという運動が起きているらしいですが、現代は、ほとんどの日本人は六曜を気にして生活はしていません。冠婚葬祭のときに日取りを決める便宜に使ったり、何かのときに話の種にするだけです。私は目くじらたてる必要はないと思っています。むしろ忘れ去られたほうが寂しい気がします。※というより、人の死は曜日を選びませんので、お葬式関係者には休みがない理屈になりますが、<昔から友引があるからこそ、火葬場で働く人々は遺族に気兼ねなく休みがとれる>という人もいます。・・・日本だけで通用する理由ですけど、そこが日本人の知恵・・・

 外国人に教えても面白がります。「えーっ、私がアメリカを発った日は仏滅だった・・・・」  無事、日本に来ているから良いのですよ。

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