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2006年6月29日 (木)

産経新聞五行歌

060629koyomi 今日の暦の言葉

 【 先祖は自分の中に生きている。先祖の徳に感謝しよう。 】

■今日は研究授業が二つ( 1校時 2年美術 渡辺先生担当、 3校時 3年食文化 杉山先生担当)、そして全校朝会(午後集会に振り替えました;校長訓辞、船戸教諭講話)がありましたが、その模様は明日以降に回します。ご了解願います。

※本日の校長日記、夕刻アップのところ、手違いで今朝9時半にアップしてしまいました。28日付と思って五行歌をお読みになった方がいらっしゃるかもしれませんが、28日研究授業&合歓の木も遡ってご覧ください。

■産経新聞五行歌(5月18日付)です。今回は<風>がテーマ。

※改行を / で表してあります。評は拙評です。

2年C組 和田明日香

つむじ風 / そよ風 / 暴風 / 

人間に性格があるように / 風にも性格があるんだな

※風から人間の性格を類推させる手法はなかなかのものですね。そして、<そよ風>さんを、<つむじ風>さんと<暴風>君の間に入れてあって、人間関係をよく観察している作者だなと感じました。

3年B組 兒島可奈

木の葉が / 風でなびいているのを / 見ているのが好き

太陽の下を風を感じて / 歩くのが好き

※作者はボランティア委員長。やさしい心が表れている五行歌になっていると思います。<好き>という語句で韻(いん)を踏ませているのが、なかなかの技量ですが、私は<太陽の下を風を感じて>という表現がとても好き。

3年C組 有賀フイテイ

会いたい / 今日も変わらぬ気持ちを / 北風が

恋しい故郷に / 運んでくれる

※北風といえば、冷たい風であまり好かれる風ではないのに、その北風さんに感謝する心を持っている作者は、とても素晴らしい人物だと思います。これからも世間では北風さんは嫌がれることでしょうが、それでも、この作者のこの一句によって永遠に救われることでしょう。

3年C組 菊池あずみ

いつもいつも / 気持ちは、変わる / 風も同じように

毎日 違うかぜ / 私たちとどこか似ている

※この作品も冒頭の和田さんの歌と同じように、風を人に見立てたもの。人間というものは心を持っていて、それが自然と違う特性ですが、でもやっぱり自然のなかの一員です。だから当然、自然と人間には似通うところがあるのでしょうが、それに気がつくところが作者の感性の鋭いところですね。

3年A組 小林佐和

目には見えないけど、 / 揺れる。/ 乱れる。/ 感じる。

確かに、そこにある。

世間には、「見える」ものを「見えない(わざと見ようとしない)」という人もいますが、作者は風のように見えなくても確かに<存在する>ものがあるということをしっかりとらえて私たちに教えてくれています。そして<揺れる><乱れる><感じる>と三連、続けたことで、歌にリズム感を与えていますが、それだけでなく、それぞれに「。」をつけて、読者に一呼吸おいて読ませよう(一呼吸置いて、何かを感じて次に進んでほしい)という効果をあげています。大変な技量です。

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