研究授業を3本、掲載致します。いずれも私は出張のため参観できませんでした。撮影は教頭先生や教務部長の樋口先生によるものです。授業内容は、教案をもとに紹介致します。
■13日(水)6校時 2年C組 英語Ⅱ(船戸先生) 教頭撮影

世界的に愛されているミッフィー(Miffy)に関する英文がテキストです。生徒も強い興味と集中力をもって授業に参加できたのではないかと思います。
※授業とは関係ありませんが、ミッフィーは(呼び捨てにしていいのかどうか?)50歳を迎えたそうですね。サザエさんやアトムと同じでいつまでも歳をとらない・・・
授業内容は仮定法の勉強でした。
仮定法過去完了(過去のことに関する仮定)If +S+had+過去分詞
仮定法過去(現在のことに関する仮定)If +S +過去形
仮定法未来(未来のことに関する仮定)If +S+should+原形
現在のことなのに過去形を使う、未来のことなのに shall の過去形を使う・・・・う~ん、「仮定法」って、ああ、あの面倒くさい勉強か・・・と私も自分の遠い昔を思い出しました。
でも、皆さんは、そこをぐっと我慢して先生の説明に食らいついていくしかない。勉強 → 強いて(しいて)勉める(つとめる) → 無理して励むということですから、頑張りましょう。
■14日(木) 3校時 2年A組 英語Ⅱ(中村先生) 教頭撮影

教案が英文です。(← 一番左の写真)。「本時の目標」が「Aims of This Period」と書かれています。参観者も、しっかり英語を勉強して生徒と同じ目線で授業を観察してほしいという中村先生の気持ちの表れでしょう。こういう形の生徒への思いやりもあるのだなあと思いました。
授業内容は、上記2Cの英語Ⅱと同じくミッフィーに関する英文読解でした。
テキストの一部を訳してみます。
1951年、ディックは父親の会社が発行する書籍のカバーやポスターのデザインを始めた。彼のデザインはすぐに高い評価を受けた。彼の信念は、デザインというものは、人々がちょっと眺めただけで、何について書かれた本なのか理解できるほど単純であるべきだということであった。・・・・ディックは単純で生き生きしたデザイン形式を使って絵本を作った。こうして1955年、最初の「ミッフィー」の本が世にあらわれた。
英語だけでなく、ミッフィーに関する知識も得られますね。英語や国語は文法や字の勉強にくわえて教養的な知識も身に付けられるところが魅力です。
■15日(金) 5校時 2年A組 国語表現(服部先生) 教務部長撮影
詩歌(しいか)の授業。副単元名が「愛を言う君・・・短歌十二首」となっています。本時の狙いの一つに「作品を読んだ第一印象で自分に合う作品を選ぶ」というのがあります。どの作品が最も多く選ばれたのでしょうか。
次に本時で学んだ十二首を載せておきます。皆さんも2年A組の授業を追体験してみてください。 俵万智さん以外はすべて歴史的仮名遣いになっています。
恋
「また電話しろよ」「待ってろ」いつもいつも命令形で愛を言う君 (俵万智)
観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生 (栗木京子)
↑一日は 「ひとひ」 一生は 「ひとよ」と振り仮名がついています。
あの夏の数限りなきそしてまたたつた一つの表情をせよ (小野茂樹)
たちまちに君の姿を霧とざし或る楽章をわれは思ひき (近藤芳美)
自然
海に出てなほ海中の谷をくだる河の先端を寂しみ思ふ (高野公彦)
牧草に種子まじりゐし矢車の花咲きいでて六月となる (石川不二子)
あたらしく冬きたりけり鞭のごと幹ひびき合ひ竹群はあり (宮柊二)
最上川の上空にして残れるはいまだうつくしき虹の断片 (斎藤茂吉) ※上空には 「じゃうくう」と振り仮名。
命
授かりて胸に抱けばみどりごは憧れよりもしるき匂ひす (小島ゆかり)
わが生やこのほかに道なかりしか なかりけんされどふいの虹たつ (馬場あき子) ※生には「しゃう」と振り仮名がふってあります。
死の側より照明せばことにかがやきてひたくれなゐの生ならずやも (斎藤史) ※照明せば には「てらせば」と振り仮名。
遺棄死体数百といひ数千といふいのちをふたつもちしものなし (土岐善麿)
生徒として授業を受けているつもりで、指名されたつもりでお答えしますが、私は高野公彦さんのがいいですね。