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2006年10月20日 (金)

不動明王

  • 中間テスト第3日。2年;理科&(数学or国語特講)、3年;歴史&理科
    • 明日21日はいよいよ最終日。2年;英語(英作文、文法)&歴史(日本史、世界史)、3年;英語Ⅰ
    • 泣いても笑っても中間は明日21日まで。頑張ってください。
    • 061020kotaeawase_in_rouka ←廊下で「ほら、私の言った通りだった!」と大きな声がするので、ちょっと覗いたら、三年生がさきほど終わった理科(化学Ⅰ)の答合わせを大谷先生にお願いしていました。
      • 試験の直後に確認するのは実力定着のためにとても良いことです。

061020miyazakisan_youmuin みんなが試験で頑張っている間、用務員の宮崎さんが生徒昇降口のガラスを磨いて下さっています。生徒昇降口が汚れていると勉強、試験にも身が入らないだろうという親心です。試験はいよいよ最終日を迎えます。頑張ってください。

061020_1018kannna_no_hana_red 061020_1018kannna_no_hana_yellow 061020_1018nemunoki_mi_in_saya ← 夏前から、咲いては散り、咲いては散りしながら、息長く目を楽しませてくれるカンナの花です。赤と黄色の色分け花が通学階段の下に今も花をつけてくれています。

一番右の写真は合歓の木(ねむのき)の実です。さやえんどう豆のような形の茶色い実を結んでいます。これまた今年はじめて、私は知りました。

10月16日の記事、「教師の一言」について、中間試験問題を作成していて、試験範囲に出てくる不動明王に関連して、私が日頃、考えていることを追加しておきたく思いました。ご一読願います。

 教師は、生徒の実の親兄弟姉妹よりも長い時間、毎日、生徒と接しています。

 だから、「教師は生徒の親、兄弟姉妹であるという心で生徒を指導するべき」だという先生は多いのですが、それを私も持論にしています。だからこそ、生徒と喜怒哀楽を共にし、また怒るべきときは目いっぱい怒り、注意するときは言葉が荒くなりがちです。また、たまにはふざけるときもあります。教師の一言が生徒を傷つけるのはそういう状況においてです。

 でもどんな状況下でも、生徒を傷つけない教師もいます。それは不動明王のような教師です。そのことについて話したいと思います。不動明王とは、不動尊とかお不動さんと親しまれる仏様のことです。JR山手線の目黒駅、目白駅はその近くに目の黒いお不動さん、目の白いお不動さんの社祠があることから付けられているということをお聞きになった方もおられるでしょう。

 061020hudoumyoou 明日の2年生日本史中間テストの範囲でもありますが、平安初期の二人の名僧、最澄と空海(大山について触れた昨日の日記で空海の一夜彫りに触れましたね)。

 その最澄と空海が共に中国から持ち帰った仏教が密教ですが、その密教に関連して不動明王(ふどうみょうおう)を勉強致しました。

 上の写真で見るように、とても怖い形相(ぎょうそう)をした仏様です。

※写真はビジュアルワイド「図説日本史」(東京書籍)より

 ふだんは柔和な表情で人々に慈悲をくださる仏様ですが、一旦、悪者を懲らしめたり、悪者でなくても人々が悪い方向に行きそうになるのを止めたりするときは、柔和な表情ではなく、このすごい形相に変わって怒ってくださるという、そのときの姿を表現したのが、<不動明王>像です。<憤怒(忿怒);ふんぬ>の表情といわれます。

 ふだんは優しいお母さんでも、怒らせたらとんでもなく怖い、でもそれが有難いことなのだと言われますが、そんなお母さん(またお父さん)を不動明王にたとえることもあります。

 私ども教師も母親(父親)と同じように、不動明王であるべきだと私は思っております。

 それは怒るべきときに、おのずと<鬼の形相>になるのは仕方ない、心から生徒を怒っていればこそだということです。

 <教師は不動明王であるべきだ>ということは、同時に、どんなに怒っている時でも、心の底は<仏様>でなければならぬという意味です。日ごろから仏様であり、また心底怒っているときでも、更にその底の底は仏様であるべきだということです。

 だから、教師が自分の都合に合わないからとか腹いせなどが原因で生徒を怒ったり、自分の感情の起伏で怒ったり、迷惑顔で怒ったりするのは、不動明王の姿からはとてもとても程遠いものです。

 別の言い方をすれば、ⅰ)教師が仏様たろうと努力していればこそ「不動明王」にもなれて、正しく怒ることができ、ⅱ)怒ったあとは後腐れなく生徒と接することができ、ⅲ)生徒も怒られたことの意味が深く身に沁みる、ということです。要するに、生徒の教育は、我が子育てと同じでなければならぬということですね。

 不動明王たらむと努力する教師は生徒を傷つけたり命を削るところまで追い込むことはないと思っています。あるいはまた教師集団全体として不動明王たらむと努力できる学校であれば、お互いに補完しあえるだろうと思っております。

 もっともこう自覚しながらも、私の教師生活の大半は不動明王になれず、一生精進だと思っております。私の教育の至らないところは、ご遠慮なくご指摘願います。

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