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2006年12月 7日 (木)

新潟県元小学校長 桑原昭先生「防災講演」11月30日;第1回

  • アクセスカウンター044444番に当たった方、右欄よりメールを下さい。

粗品をお送りします。ご遠慮なさらずにどうぞご連絡願います。

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←↑昨日(6日)の富士山と夕日です。

061207_1206seito  ←上の夕日の沈む光景を連写しておりましたら、階段を上がってきた生徒の皆さんから声がかかりました。すぐカメラを向けるとポーズをとってくれました。期末テスト直前ですので(8日~)、夕方になっても学校で勉強。

■11月30日の講演を載せるご了解が得られましたので、本日と明日の2回に分けて掲載致します■(※全校生徒に学校だよりとして配布しました。)

「 新潟中越大震災を体験して 」

講 師;桑 原 昭 先 生(元新潟県川口町立川口小学校校長)

061207kubara_meisi ←桑原先生の名刺と講演会後にいただいたご挨拶状です。名刺はお手製。先生は水墨画をなさっていて、新潟の風景を墨書なさったものを名刺代わりに使っておられます。ですから多種類の名刺をお持ちですが、私はおねだりして二種類いただきました。

↑ご覧のように大変な達筆でいらっしゃいますが、何よりも、そこに書かれてある

教育は夢起こし

という言葉がとても素晴らしく美しい言葉ですね。

061207_1130kuwa995_sikuramen ←桑原先生が全校生徒に贈ってくださったシクラメンの花です。生徒昇降口に飾ってあります。それでは、以下、講演内容です。生徒の皆さんも再読、復習してください。

※桑原先生は全国で防災防犯講演(命の教育)をされています。先頃も同じ神奈川県内の愛川町の中学校に行かれたばかりです。自己紹介で「私は今は、ただ声の大きい一人のオヤジです」と謙虚に話し始められました。

061207_1130kuwa97 人は“命の大切さ”と簡単に言いますが、生命の大切さ、重さは果たして人に伝えられるのだろうか?と私は思います。大倉山高校のパンフレットに「生徒の数だけ夢がある。夢の数だけ目標がある」ということが書いてあり、私は心打たれました。素晴らしい学校です。

 だからこそ考えてもらいたいことがある。先ほど避難訓練が終わりましたが、緊張感のない避難訓練は意味がないです。震度7というものを体験して私はつくづく思います。震度4=恐怖を感じます。震度5=我が身を守ろうと身構えます。震度6=建物が壊れます。しかし新潟中越大地震は、震度7、パニックになる。広島に落ちた原爆よりエネルギーが大きい巨大地震です。

 私はすぐ隣の小千谷市に住んでいて、文化祭の挨拶の練習をしていたところに震度7が突然ダッとやってきた。何が起きたか全くわからない。必死に逃げるだけ。それが精一杯。だから早く!! 緊張して!! それがなければ避難訓練にならない。そういう避難訓練をしなければ「生命の重み」・・・と口では言えても実際には分っていないことと同じです。

061207_1130kuwa98   兵庫県でも平成7年に震度7がやってきたが、震度7は大切な人を突然、奪う。私自身も危なかったけれども、私は亡くなった人を始めみんなに頭を下げて謝りたかった・・・私がこれまでやってきた避難訓練は全く役に立たなかった。自分は「生命の重さ」ということがわかっているようでわかっていなかったことになる。だから震度7を体験すると、簡単に「生命の重み」ということを口走る人には、本当にわかっていますかと問いたくなるんです。

 皆さんには私の話を聞いたら、大倉山高校生としての誇りを今日の日から燃やして欲しい。しっかりと生きて欲しい。

 実は川口町は5,600人いたのが今は5,000人になっています。みんな川口町では生活していけないからです。それほど激しい地震だった。

061207_1130kuwa96 震度7、鉄がグニャリと曲がります。ガラスが上から落ちてきます。大倉山の体育館は網の入った強化ガラスだから大丈夫のようだけど(←写真参照)、川口小学校はガラスの海になった。一番恐ろしかったのは揺れ続けることです。一時間のうちに震度5以上の揺れが8回もありました。そして余震が、1時間以内に43回、当日164回、2日目153回、3日目89回と続きました。

 日本はちょうどHの形になるように地球のプレートがぶつかり合っている。だから世界中の地震の4分の1が日本で起きる。小さなものも数えれば一年間に13万回起きている。1日では350回、1時間に15回も起きている。地震の上にある国が日本です。寺田寅彦という偉い先生が言った。「日本の自然は素晴らしい。しかし不安定な自然だ。地震があるから。」と。

 でも私はみんなにこう話してきたんです。

 「教育は/子ども達は/地震に負けるほど/弱くない」

 それでは、これから私が一昨年体験した新潟県の中越地震について詳しく話しながら、教訓についてもお知らせできればと思います。

(※これ以降は明日の記事とします。)

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