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2007年2月17日 (土)

プノンペンで見た景色(1) ~バイク天国編~ (執筆:樋口)

Phota1_1 プノンペンはカンボジアの首都であり、国内随一の大都市です。プノンペン国際空港からプノンペン市内へは車で約20分ですが、その道のりで最初に私の目を驚かせたのは、オートバイの数の多さでした。プノンペン市内では、信号待ちをしていると、すぐに10~20台のバイクが横に並びます。走っていても、左の写真のように常に数台のバイクが併走している状態です。

Phota2_1しかも、そのバイクに乗っているのは、ほとんどの場合1人ではありません。2人乗り3人乗りは当たり前。滞在中に目撃した中で最も多人数だったのは、何と5人乗り(左の写真)でした。日本ではあり得ない光景ですが、なぜかほほえましく感じるのは、家族がお互いに体を寄せ合って同乗しているからでしょうか。カンボジアでは電車網がまだ発達していないので、車かバイクか自転車が唯一の交通手段です。車を所有する経済的余裕のない家庭にとっては、バイクが主要な交通手段になっているのです。

Phota3_1左の写真は、プノンペン市内の大きな交差点で撮ったものです。見てください、このオートバイ の数を。これだけ普及している理由の一つには、カンボジアではバイクの運転に免許が要らないことが挙げられます。バイク通学する小・中学生くらいの子供の姿を、実際に何度か見かけました。交差点での車の左折(カンボジアは右車線通行なので、左折は日本でいう右折にあたる)は至難の業です。しかし、まだこれくらい大きな道路は信号があるのでよい方です。すごいのは信号のない交差点です。まるで機織り(はたおり)の如く、車とバイクが互いの隙間を縫うように交差点を進みます。

Phota4

こんな調子で、事故を起こすことはないのかと心配していたら案の定、事故現場に遭遇しました。左の写真の人だかりが現場です。しかし、心配しないでください。倒れていたおじさんは痛そうにくるぶしの辺りをさすっているだけでしたので、たぶん大丈夫です。でも、カンボジアに行ったら、一人きりでは交差点を渡らない方が身のためのようですね。

Phota5_1Phota6_1左側の写真をご覧下さい。加藤先生似のカンボジア人の奥に見えるのは、バイクショップではありません。カフェです。プノンペンのお店の前には、こんな風にたくさんバイクが止めてあります。その数で流行っている店かどうかが一目でわかります。右側の写真が本物のバイクショップです。一瞬見ただけでは、カフェかバイクショップか見分けがつきませんね。

Phota7Phota8さてさて、バイクに乗るのは人間だけではありません。荷物の載せ方も日本では考えられない状況です。左側の写真は卵を載せて走るバイク。もし転んだら・・・と考えると、冷や冷やします。右側の写真はバナナを載せて走るバイクです。これはもうバイクではなくて、まるでバナナの塊が走っているみたいでした。びっくりでした。基本的にカンボジア人の荷物の載せ方は半端ではありません。信じられないくらい長い竿や、大きなガラス板などを平気で運びます。

5人乗りバイクやバナナバイクを見ると、本当によく走れるな~と感心します。バイクにとってみれば積載能力の限界ギリギリで、悲鳴を上げているかも知れません。バイク天国カンボジアは、当のバイクにとってみれば「地獄」なのかも知れませんね。(樋口)

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