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2007年3月 7日 (水)

コンポンチュナンより~第3の視察校~(執筆:樋口)

Photg19_3バッタンバンのターナッ小学校を後にした私は、再び国道5号を南下します。途中11時頃に早めのお昼を、昨日立ち寄ったのと同じプルサットのお店でとりました。昨日は撮り忘れましたが、カンボジア料理はこんな感じです。ご覧の通り、タイ米と炒め物が中心です。この時は他にスープも注文しました。味付けは、よく言われるように「辛くないタイ料理」というのが、最も的確な表現でしょう。スープも炒めものも基本は魚介類のだしがよくきいていて、塩やしょうゆでさっぱりと味付けされています。カンボジアで食べた料理は、どれもおいしかったです。

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お店の奥では、中学生くらいの子どもがお手伝いをしています。カンボジアでは、子ども達が必ず家の仕事を手伝います。カンボジアの小学校は、大抵2部制ですから、午前または午後だけで授業が終わります。ですから、空いた時間に家の手伝いができるのです。カンボジアの子どもは、5才くらいになると、もう家の手伝いをし始めます。飯屋に生まれた子どもは、皿洗いや米炊きを。大工に生まれた子どもは、レンガ運びやペンキ塗りを。農家に生まれた子どもは、畑仕事や牛飼いを。そういう風に子ども達は、学校での勉強とは別に、生活するための「技能」を家で学ぶのです。

Photg2_2さて、そのお店の店先でこんなものを見つけました。「おいしい」 という名の会社の緑茶です。日本的なネーミングですが、明らかに日本の会社ではないようですね。よく見ると、緑茶なのに「イチゴ風味」「玄米風味」「黒ごま風味」という一風変わったラインナップです(別の会社製ですが「ワイルドベリー風味の緑茶も写っていますね)。「黒ごま風味」茶のペットボトルには、ちょっと見づらいかも知れませんが、「忍者」の文字とマークがついています。「黒ごま」と「忍者」の組合せが(たぶん「黒」つながりでしょうけれど)、何とも不思議な感じです。

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さて、お腹も満たされたところで、再び移動です。国道5号線は比較的整備された道ですが、何ヵ所か左の写真のように舗装中の場所もあります。こういう工事中の場所が、何の表示もなく突然現れます。速度を出したままここを通ってしまうと、ひどい目に遭うでしょう。カンボジアの道は、いろいろなものに注意力を働かせながら走らなければいけないのです。

Photg20Photg21私も窓の外の景色に注意を働かせていると、ふとこんなものを発見しました(左の写真・右が拡大図)。何だか分かりますか? そう、バレーボールのネットです。カンボジアでは、家の庭に簡易のネットを張ってバレーボールをする子どもの姿をよく見かけます。ボールさえあれば、身近にあるものを代用してお金をかけずに遊べる、その手軽さが普及の一因でしょうか。サッカーボールを蹴る子供も何度か見かけましたが、カンボジアではどちらかというとバレー人気の方に軍配が上がりそうです。カンボジアにバレーボールを楽しむ子ども達がいる。バレー部顧問の私には、とても感激的な光景でした。

Photg16_1Photg15_2走ること2時間。 ようやく視察校に到着です。最後の視察候補地の学校は、コンポンチュナン州にあるモハサマキ中学校です。3つの視察校の中で唯一の中学校です。コンポンチュナンは、プノンペンからほど近く、車で約1時間半ほどの場所にあります。3つの候補地の中では、最も地の利の良い場所にあります。到着してみると、学校は緑に囲まれた場所にあり、入り口から校舎までがまるで並木道のようになっています(右側の写真)。

Photg7Photg8Photg9ここには個人支援で建てられた校舎が、すでに2棟あります。カンボジアの中学校は、通常は1部制だそうですが、ここは教室不足のために現在2部制で運営しています。さらに、近くの小学校からほとんどの生徒がこの中学校に進学するそうですが、その小学生の数が増えており、今後一層教室不足が深刻になるとのことでした。また、この近くには高校もあるそうですが、この中学から地元高校への進学率が90%だそうです。これはカンボジアでは極めて高い数字だそうです。2部制という悪条件にも関わらず、高い進学率を維持している先生方の努力に対し、深い敬意を感じます。

Photg10_2Photg11_1Photg12こちらが立て替えを必要としている校舎。光がこぼれるほど屋根が傷んでおり、すでに使用禁止の状態になっています。

Photg13Photg14この校舎は、柱も今にも崩れそうな状況です(左側の写真)。右側の写真は、椰子の木に登るサコーンさんです。よく見ると、幹がえぐれている部分があり、こちらも倒壊寸前(?!)でしょうか。写真を見ているだけでも冷や冷やしますね。

Photg17Photg18「冷や冷やする」といえば、その日の視察を終えてプノンペンのホテルの部屋に入った時、こんな光景に出くわしました。ホテルのバルコニーから見える向かいのビルの様子です。ビルの3階に犬が飼われています。飼い主は2階でレストランを経営しているようです。その飼われている犬が、階下の飼い主のことが気になって、寂しくて何度も鳴いています。しまいには換気ダクトの上から下を覗こうとするのですが、その様子が今にも落ちそうで・・・。後ろ足1本が柵の内側に残っているだけです。本当に冷や冷やしてしまいました。(樋口)

      

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