ソラマメ収穫&華道&大谷教諭講話<この夏、エアコンスイッチを入れる一瞬考えてほしいこと>17日全校朝会
3A 杉田はなえさん
3C永田真結さん
■そらまめ収穫■
今まで何度かお話ししてきた裏門の「ソラマメ」が収穫されました。管理員の丸山さんと宮崎さんが半坪ほどの隅地を利用して畑にしたものですが、結構な量の収穫になりました。
今が旬でスーパーや八百屋さんに並んでいますね。
半坪とはいえ、せっかくの畑になったのだからと、丸山さんがこの後、ゴーヤ(苦瓜)を植えつけられましたが、その写真は来週掲載します。
■大谷教諭講話 in 5月17日全校朝会■
ブラジルなどのオレンジの産地で、オレンジ栽培からトウモロコシ、サトウキビなどの穀物栽培に切り替えているところが増えているのが原因だそうです。
トウモロコシ、サトウキビといった穀物は「バイオ燃料」の原料として注目を浴びています。
現在世界は「バイオ燃料」ブームだそうです。
「バイオ燃料」って聞いたことありますか?
「バイオ燃料」とは、植物から合成されたアルコール(エタノール)のことです。製造原理はアルコール発酵と同じです。今、いくつかのガソリンスタンドでは試験的にガソリンに混入されています。
さて、この「バイオ燃料」がなぜ注目されているか。それは、この燃料が温暖化対策として期待されているからです。
私たちが現在最も依存しているエネルギー源は石油であり、これは燃やすと温暖化の原因物質の一つと考えられているCO2二酸化炭素をどんどん排出します。
「バイオ燃料」もアルコールですから、燃やすとCO2二酸化炭素を発生します。しかし、「原料の植物が成長する過程で光合成によってCO2を吸収するので、『バイオ燃料』によるCO2の発生量は0(ゼロ)とみなすことができる」のです。
- ※実際には「バイオ燃料」の製造過程でCO2は発生するので完全に0ではない。
しかし、これで温暖化の問題が解決されるわけではありません。温暖化対策は結局のところ。エネルギー消費を抑えることに尽きるのだと思います。
以前、私の友人が言っていました。
「便利さを追求してきた人類の歴史は折り返し地点を迎えているのかもしれない」と。
また、この間ある先生が言っていました。
「自分にできることをしっかりしよう」と。
要は何を言いたいのかというと、これから夏を迎え暑くなりますが、ぜひエアコンのスイッチを入れるときに、一瞬でいいから、考えてみてください。
エアコンのスイッチは決して「押すと快適になる魔法のスイッチ」なんかではないのです。
そもそも日本の夏は暑いものなんです。みんなで少しずつ、がまんしましょう。
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