高校野球をめぐる話vol.4「死を超え死を抱きとめて」&校内の花々&師岡熊野神社第7回星祭
- 今日から期末テスト(~7月11日) みんな頑張れ!
<自己中心に生きていると 人が自分から離れていく>
3A佐々木瑠美さん 3A杉田はなえさん
■師岡熊野神社 七夕星祭■
今日は七夕。あいにくの曇り空ですが、近くの師岡熊野神社で星祭(第7回)が開かれています。(8日まで)
昨年まで毎年、本校太鼓部と吹奏楽部が奉納演奏をしてまいりました。
↑クリックしてください。昨年の星祭の記事にジャンプします。
今年は期末テストと重なり奉納できませんでしたが、昼間、古川明美先生が生徒たちのお祈り短冊奉納に、私は教頭事務長といっしょに夕方お参りに行ってまいりました。ちょうど尺八とお琴の競演奉納の時間でした。
今年は近隣のほとんどの幼稚園、小学校、中学校の部活動が奉納するということになり、地域のお祭りとしてすっかり定着した模様です。
浴衣姿の小学生が先生に引率されて参加していました。
奉納の帰り、熊野神社市民の森を通ると、鶯のホーホケキョの鳴声が・・・・・。林間学校のおり、白樺湖周辺で夏の鶯をきくことはありましたが、夏の横浜で聞けるとは思いもしませんでした。ちょっとした憩いのひととき。
■校内の花々■
九州は豪雨にみまわれていますが、被害のないよう祈りたいと思います。校内の花々です。
①通学路上の花壇 ②黄と赤のカンナ ③④⑤合歓の花(ねむの花)ずいぶん前から咲いています ⑥桐の実 ⑦ゴーヤ(にがうり) 南九州では「ニガごり」といいます
■死を超え死を抱きとめて:高校野球部員をめぐる話vol.4■
鎌倉学園醍醐一郎君と父上&大和東高校ナインと関水渉君
人の一生というものは本当にわからないものです。日頃からどんなに心構えている人でも突然の不幸に出あったら、どうして良いか分からないもの。今夏高校野球の世界でも死という悲しい現実を前に、涙をこらえて立ち向かっている群像があります。神奈川新聞7月4日付および本日7月7日付から。(要約)
- 鎌倉学園の主将醍醐一郎君は昨年11月27日お父さんを亡くしました。前日いっしょにラーメンを食べに出かけた翌日、雨ではあってもいつもと変わらぬ日、校内放送で呼び出されて知ったのは父の死。44歳 蜘蛛膜下出血による急死でした。一郎君の週末試合を応援するため土日を休めるよう、人がやりたがらない宿直勤務を引き受け御祖父様の介護もするお父さんでしたので無理がたたったようです。暇さえあれば幼少の頃からバッティングセンターに連れていってくれたお父さん、今夏は四番バッターとして「父と一緒に打席に入っているつもりでやる」と決意しているそうです。醍醐君、頑張れ!
- 大和東高校の関水渉君は、今年3月1日、交通事故で亡くなりました。号泣するチームメイト、ナインに中山監督は「下向いててもあいつが浮かばれない。天に届くようなでっけー声で練習しようや」と声をかけました。それからみんな悲しみをこらえて必死の練習を積んできました。関水君は両親に「夏は絶対レギュラーの座をつかむ」と約束していました。それが絶対にかなわない世界に旅立ってしまったわけですが、みんなから好かれていた関水君。ナインは、<あいつはまだボールを追いかけているはず。この夏はいっしょに戦うんです>という気持ちで、13日の緒戦、強豪日大高校に立ち向かいます。日大高校のナインも関水君の霊に報いるために全力を出して胸を貸してくれることでしょう。両チームとも頑張れ!
※醍醐君のお父上、関水君の二柱のご冥福をお祈り致します。合掌。
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