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2007年10月12日 (金)

3B世界史研究授業(11日)&<ボクシング舌戦と人>

  • 学園祭の記事、明日、フリーダンス部(その3)を掲載の予定ですが、今日はお休みをいただきます。学園祭記事はできるだけ克明に残したく、まだまだ続く予定です。カンボジアの記事も途中です。いろいろと掲載しておきたいことが山積みです。辛抱強くおつきあい願います。

■3B世界史研究授業:下山田先生担当■

 単元は「ヨーロッパにおける<主権国家の成立>です。

 ヨーロッパ中世に終わりを告げるルネッサンス、宗教改革、そしてヨーロッパ人が世界に進出する大航海時代を学んできて、いよいよ<主権国家>を学ぶところまできたのかという感じがよく出ている授業でした。

 時代は、ヨーロッパの各民族のなかでも地域ごとに分かれていた封建領主を束ねる民族国家君主が現れた時代、16世紀ぐらいのことです。

  •  日本でも織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が現れて、全国を制覇していく時代に当たります。

 地域領主に有無を言わせず国家丸ごと支配する国家君主が持つもの・・・・・それが主権。

 今は主権は国民にある・・・でも最初は絶対王権に主権はあったんだよ。

 以上のことが政治経済の知識も織り交ぜながら展開されていきます。

 下山田先生は教職二年目の先生。私なども顔負けの授業でした。以下の写真で堂々たる雰囲気をご覧ください。

Si02 Si03 Si04 Si05 Si06 Si10 Si15 .

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  • 今日の応用数学と生活技術(家庭科)の研究授業は後に回します。

■やっぱり<口先男>になっては駄目■

 世間をかまびすしくさせている昨日(10月11日)のWBCボクシング、フライ級世界タイトルマッチは、私には「人の生き方を考えさせられる世界戦」でした。ここで少々ふれておきたいと思います。

 ボクシングなど格闘技の世界では、リングで戦う前に舌戦(ぜっせん)と称して、相手のことをチキンハートとなじったり相手を挑発したりして、相手と自分の気持ちを高ぶらせて緊張感のはりつめた最高の戦闘雰囲気を作り出す手法がとられます。

 それはまた世間の注目を集めることにもつながり、観客が大入りになることを演出することにもなりますので、かなり許容されています。

 しかし亀田大毅選手の今回の<舌戦>はそれから逸脱していると、私は非常に苦々しくみていました。

 舌戦である以上、自分を強く見せる、必ず自分が相手を倒すということを浮かび上がらせるものでなければなりませんし、またそのために相手がいかに弱いかということを強調することもあって良いでしょう。

 しかし飽くまでも舌戦というショーですから、対戦相手を人間として貶める(おとしめる)ものであってはなりません。心の底では、同じ人間として、また普通の人間にはできないような苦労をしてきたボクサー同士として尊敬を払っていなければなりません。

 しかも、亀田大毅選手がこれから挑戦する相手の内藤大助選手は、れっきとした現役チャンピオンです。さらにいえば、亀田大毅選手より年齢で一回り以上も上、自分の倍近い人生を歩んできたボクシング界の大先輩です。

 その内藤チャンピオンのことを、父親が「内藤はごきぶりのような戦い方をする」と言ったことに勢いを得て、子の大毅選手が、内藤チャンピオンの人格を文字通り「ごきぶり」とさげすむのを聞いたとき、「あ~、人として駄目だな、ボクサーとして失格だな」と思いました。

 また「いじめられっ子だったんやろ。俺はいじめっ子や。痛めつけてやる」とも言いました。そのときは「19歳にもなって亀田選手は、人の痛みを感じることができないんだな」と思いました。

  • 後日訂正:亀田大毅選手は18歳でした。お詫びして訂正します。「18歳になっても」と変えても、後につづく文章は変える必要はありませんので、そのままにします。

 そして「負けたら切腹したる」と大言壮語しました。今の同年代のボクサーと比べればどんなに強いとしても、<ぽっと出>の<若造>が現役チャンピオンに負けたからといって「切腹したる」とは、何たる傲慢(ごうまん)でしょうか。勝つつもりで挑戦しなければならないのは当然ですが、「切腹」と言い切るほどにチャンピオンを馬鹿にして挑戦して良いものではありません。

 私はこの亀田選手の言い方に、「万が一にもチャンピオンが負けたら、(亀田選手に世の中が甘くみられて)大変まずいことになるな」と思っていました。しかし、その心配はまったくの杞憂でした。

 チャンピオンが文字通り王者であったということに加え、亀田大毅選手が言葉とは裏腹に弱かった・・・王者の相手に全くならない技量だったためです。「十年早かった」わけです。

 チャンピオンが真の王者だったことは、対戦後に残したコメントが、とことん亀田大毅選手を追い込まないもの、「敗者」へのいたわりが感じられたものだったことにも伺われます

 この内藤チャンピオンに対して、亀田選手は世間によくいる<口先だけで生きる男>だったことを証明しました。切腹などと、とんでもないことを言うべきではありませんでした。チャンピオンに挑戦者としての敬意をはらうどころか、さげすんだために「切腹」を口にしたわけです。それだけに今回の敗戦は彼にとって惨めです。深刻な反省をもたらす良い機会にしてくれることを祈ります。

 亀田選手は三兄弟そろってボクシングの高い素質を持っていると聞きます。それだけに大毅選手は、今回のことをバネに精神鍛錬をし再起を期してほしいものです。ボクシングは喧嘩ではないこと、舌戦はショーであることを肝に銘じて、口とは裏腹に心では相手に敬意を払いつつ舌戦を展開してほしいと思います。

 それが<口先男>返上の道です。ぜひとも<口先男>を返上してほしいと思います。

 私も自戒しつつ今日の筆をおきます。

※後日追記↓

 その後、亀田陣営セコンド(父と兄)が大毅選手に反則行為を具体的に指示し、それに従って大毅選手が反則を繰り返したことが明らかになり、東日本ボクシング協会から父子3名に対して処分が下されました。

 ボクシングをしたのではなく、リングで喧嘩をふっかけたのと同じですから、処分は当然です。それでも父亀田史郎氏は、「処分の内容は大毅に対して厳しすぎる」とコメントしたのですから、呆れるほどの<ガキの喧嘩>体質、<甘えん坊>体質と言わざるを得ず、実に遺憾なことです。

  •  ある方が「あんな親に振り回された大毅が可哀相だ。息子は親の被害者かもしれんよ」と言っていましたが、うなづけます。

 また<亀田支援者>たるTBSテレビ局が亀田一家を<甘やかして>きた責任を問う声も日増しに大きくなっているようです。メディアというものが必ずしも公正なものではないということに関しては、私も腹立たしい経験を持っていますが、TBSは、亀田一家のためにも今後更生努力をしてほしいと思います。

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