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2008年2月 2日 (土)

卒業生&チャンスの神様の後ろ頭ははげている

■130000(13万)アクセス間近■

080202tanzawaokutitibu_sankei200802 2月3日(日)の夜半か4日(月)の早いうちに達成しそうです。ヒットされた方、ご連絡ください。粗品をお送りします。(アクセスカウンターは最上段右欄にあります)

上の写真は今朝の丹沢~秩父山系の冠雪した山並み。富士山は雲の上です。

080202sotugyosei_20053gatu_dance_en■卒業生来訪■

3年前の卒業生、榎本紗織さん。ダンス部長でした。神戸の全国ダンスフェスティバルに神奈川県高校ダンス協会推薦で出場したときのダンス部長です。

■チャンスの神様は禿げ?■

「今日の暦のことば」

また暦のことばかぁと思わないで読んでください。きょうのはおもしろいですから・・・(?)

080202koyomi20080202

≪機会(チャンス)は鳥のようなものだ 飛び去らないうちに捕えよ≫ シラー(フリードリヒ=フォン=シラー:1759-1805 ドイツの詩人 劇作家)

 上のことばに似た意味の欧米のことわざがあります。

「チャンスの神様の後ろ頭は禿げている」というものです。

 これは要するに、≪チャンスの神様が近づいてきたら、ぱっとすばやく前髪をつかまなければいけない。通り過ぎてから髪をつかもうとしても後ろ頭ははげているからつかめない≫ということです。

 チャンスというのは一瞬しかないので、逃したら終りだということです。チャンスというものの大切さを表現した言葉ですね。

 皆さんもこれからの長い人生、チャンスの神様が近づいてきたと思ったら、ぐずぐずしてはなりません。結婚でも就職でもしっかりと前髪をつかんでほしいと思います。

 ところで、このことわざと似た意味のことばをシラーが残しているとは知りませんでした。ひょっとするとシラーのほうが先かもしれませんが・・・

それでシラーについて書いておきます。できれば以下も読んでください。

080202poemist_sillere_from_wikipedi  シラーは、ドイツの文豪ゲーテ(世界の文豪のほうが正しいですね)と同時代を生きた人です。ゲーテより若く生まれゲーテより早く他界しました。※←写真はウィキペディアよりお借りしました。

 日本でもおなじみのベートーベンの交響曲第九番(合唱)の「歓喜の歌」(よろこびの歌)の原詩を作詞した詩人といったほうがわかりやすいかもしれません。

 シラーは18世紀ドイツ文学の改革派に属した情熱的詩人です。シュトゥルム・ウント・ドゥランクという言葉を聞いたことがあるでしょうか。 ドイツ語ですが、日本語では「疾風怒涛(しっぷうどとう)」と訳されます。

  •  疾風とは≪はやて≫のこと。嵐のように吹きすさぶ突風です。
  •  怒涛は≪怒りの波≫、つまり、たけだけしい荒波のことです。

 疾風怒濤とは人間の感情のなかに沸き起こりおさえつけることのできない激しい感情のことをいいます。

 シラーは≪シュトゥルム ウント ドゥランク≫という文学運動に属した詩人でした。

 そのシュトゥルム ウント ドゥランクの文学運動というのは、風物をよみあげたり、人間の思想や規範を説いたりするのではなく、自分の心の底から湧きあがる情熱、抑えられない心の動きを主題に描こうとした文学運動です。ゲーテやシラーのように、当時のドイツの若い文学者の運動でした。ゲーテに「若きウェルテルの悩み」というのがありますが、ひところの高校生には必読書でした。それも思春期の少年ウェルテルのことを描いた小説です。

 ゲーテのその本を読むまでもなく、ベートーベン第九合唱の詩を思い出してくれると良いと思います。あの歌詞には確かに、心の底から湧きあがる情熱を感じることができますよね。あれもシュトゥルム ウント ドゥランクです。ベートーベンがシラーの詩に心を動かされて作曲したといわれています。そう、ベートーベンもシラーと同時代の人です。

 ところで、このドイツの文学改革運動以来、心理学などでも、人の思春期から青年期の心のなかをふきすさぶ感情のことを疾風怒濤と表現するようになりました

 私も高校時代、このシュトゥルム・ウント・ドランク(疾風怒濤)を「倫理社会」(今は「現代社会」に含まれます)の時間に勉強しましたが、自分たちの心にぴったりの表現だと強く思ったのを覚えています。

 また、私の倫理社会や現代社会でもこの言葉を教えましたが、卒業生の皆さんのなかに、「そういえば重永先生が、このシュトゥルム・ウント・ドゥランクを熱をこめてしゃべっていたなぁ」と思い出してくれる人がいたら嬉しいですね・・・

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