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2008年3月10日 (月)

特別講座≪ラットの解剖≫&名古屋国際マラソン

 9日の名古屋国際マラソン 

 21歳の新鋭中村友梨香選手が初マラソン挑戦で優勝しました。

 五輪金メダリストのベテラン高橋尚子選手は期待されながら10km足らずでまさかの失速。27位という失意の成績に終りました。

 高橋選手について「惨敗」という見出しをつかった新聞もありますが、競走のあと、実は8ヶ月前に膝の半月板手術をしたことが分かってから使う見出しとしては酷です。

080309nihontv_malathon_takahasinaok 終わった後の記者会見で「これが今の私の実力です。引退するかどうか決めていない。まだまだやりたいことがありますから」と答えた表情はさわやかでした。

怪我に気をつけながら頑張って欲しい、後進の目標であってほしいと思います。

特別講座≪ラットの解剖≫おそるおそる実見記

080223_0221tokubetukouza_moriguti_3 2月21日の授業でした。

 哺乳類解剖ですので受講生は少ないだろうと予測して教室に出向くと、意外や意外、多くの受講生が真剣に受けていました。

  • 080223_0221tokubetukouza_moriguti_k←教室に入ろうとすると、佐藤紫衣菜さん、比留川さん、野上さんが入り口に立っていました。「今から受講希望したいのなら、先生に尋ねてみたらどうですか?」と声をかけると、「いえいえ、とんでもないです。ちょっと覗くのもどうかなぁという気持ちなんです・・・。ここで友だちを待っているのです」との返事。
  •  カメラに向かって、いつものポーズをとってくれましたが、メスやはさみで解剖というのは苦手な三人娘さんでした。実は、私も得意ではないのですが、記録にとどめておくべく、教室に入りました。

080223_0221tokubetukouza_moriguti_2

受講生の皆さんは本当に堂々たるメスさばきでした。

森口先生の指導にそって、てきぱきとメスを入れ、皮をはぎ、腑分け(ふわけ)をしていきます。強い麻酔によってラットは死んでいるそうですが、上の三人と同様、私も恐る恐るの気持ちで見学しました。

080223_0221tokubetukouza_moriguti_4 森口先生が「一匹残っています。先生も解剖なさいますか?」と声をかけられましたが、遠慮しました。

 また、腑分けされた中のある内蔵を指して「これは何でしょうか?心臓はこっちですよね?」と尋ねると、森口先生「それは肺です」。

 あぁ、そうか、でも意外と小さいなと思いながら、「へえ、肺なのに小さいですね」と口にしたのが間違いのもと。

 恐るべし森口先生。「いやいや、呼吸していないから小さく見えるだけで・・・」とおっしゃりながら、ストローを出されるではないですか。何事かと思っていると、

 「先生、ちょっと見ていてください」と言って森口先生、ラットの口にストローを入れて、プーっと息を吹き込まれました。すると肺と教えられた臓器がみるみるふくらむではありませんか。あー、確かに肺だ・・・

 感心していると、森口先生「校長先生もやられませんか?」とストローを差し出されます。いや、私は心臓に毛が生えていないものですから・・・←心臓に毛が生えているかどうかの問題ではないですよね。失言です。

 最近は≪女性だから・・・≫とか≪女性なのに・・・≫とかは禁句のご時世ですが、生物が専門とはいえ森口先生は偉大な方です。

  •  解剖しているところの写真を何枚も撮りましたが、このブログは解剖専門ではありませんので、読者の皆さんの中にも見たくない方が多数おられると思います。掲載するのを見合わせたいと思います。ご覧になりたい方は右欄メルアドでご連絡くだされば、写真を添付ファイルでお送りします。

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一通り解剖が終わった後は、丁寧にラットを一体ずつ包んで埋葬です。体育館裏の空き地で、誰も踏みつけない場所を選んで墓所を掘ります。スコップで梶原さんが一生懸命掘ろうとしているのをみて、私が穴掘りを買って出ました。

 生徒の皆さんは解剖を一生懸命にした・・・私は恐る恐る眺めていただけ・・・墓所ぐらい用意しなければラットに申し訳ないという気持ちでした。※私の写真は梶原さんが撮ってくれていました。

  •  閑話休題:私の祖父は昭和43年死去ですが、そのころの田舎は土葬でした。近所の叔父さんや年上の従兄が穴を掘ったのを覚えています。その穴の大きさに比べればうんと小さいものですが、祖父土葬の穴掘りを思い出しながら弔いの気持ちをこめて掘りました。

080223_0221tokubetukouza_morigut_10掘ったあと、佐野教頭先生に書いていただいた「ラットの墓」という墓碑銘を立てました。

墓碑にした切り株は森口先生の手で置かれました。

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墓碑にみんなで合掌したあと、森口先生から授業終了のお言葉。

「私たちはいろいろな生物とともにこの地球上に生かされています。他の生物、植物だけでなく動物を食べて生きていくことができます。私たちの体の仕組みを知るのに今日のように解剖させてもらうこともあります。このように多くの生物のお蔭で私たち人間社会があることを知ってほしいと思います。そして感謝の気持ちを忘れないで、これから生きていってくださいね」

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←もう夕暮れでしたが、空を見上げると、まだ青い空のままでした。

 ラット君やラットさんたち、昇天成仏してください。合掌

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