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2008年7月 2日 (水)

Aさんからのメール

think中学生とゴボウ掘りhorse

  • 一番下に二つのサイトを掲載しています。おもしろい記事ですのでお読みください。

 Aさんからメールをいただきました。卒業生ではありません。校長日記を愛読してくださっている方です。 教育について考えさせられる内容ですので、掲載致します。

私の友人にM県A町で有機農業に取り組んでいる人がいます。

年齢は45歳で元中学校教師です。ブラジル日本人学校教師の経歴も持っています。

先日、彼とゆっくり話す機会がありました。
彼から聞いた話、現代の教育について考えさせられるところがありました。

彼は、元教師だけあって、県内は元より、全国の子供を対象として、農業体験を受け入れています。もちろんボランティアで一銭の報酬も受け取りません。

去年の夏、H県のある中学校から依頼があり、中学生100名を受け入れたそうです。時間をずらして50名づつ二班に分けた実習です。

内容はゴボウの収穫だったそうですが、私も体験があります。ゴボウを掘りあげる農作業は大変きついものです。
私たちが子どものころの農家の中学生は一人前の働き手だったことを思うと、
このゴボウ掘り体験は、現代の中学生にとって大変意味のある実習体験でしょう。

ところが体験学習当日、第一班がやって来て、開始定刻になり、しばし時が経過すれども、中学生達はまったく整列しないのだそうです。そればかりか、ぺちゃくちゃ私語ばかりしていて、まるで観光気分のように見えたそうです。

元教師で今百姓の彼は、業を煮やし、引率の先生に「先生、そろそろ始めましょうか」と水を向けました。

そうしたら、その先生、「あ、どうぞ始めてください」と言うだけで、ちっとも動こうとしない――――― あとは会話のみを記します。

 百姓「先生、農作業を始める前にすることがあるのではないですか」

 教師「はい、全てお任せします。早速始めてください」

 百姓「いえ、先生、先ずやることがあるんじゃないでしょうか?」

 教師「はあ、いや、と、とにかくお任せします・・・・・」

 百姓(胸の内で)「ははあ、<この先生にしてこの子あり>だなあ」

 それならば、昔取った杵柄(きねづか)、自分が教師役もやらなければ駄目だと考えた百姓の彼は中学生たちを一喝したそうです。

 「君達はここに何をしに来たのか!農業の勉強に来たんじゃないのか!」

 「学校でもそんな態度をとってるのか!始めの挨拶もできないのか!」

 「全員整列しなさい!」

 こうして、第一班は事故もなくゴボウ掘りを終えることができたそうです。

 さて、第二班がやって来ました。

 今度は彼が指示するまでもなく、全員整列。

 もちろん私語をする中学生など一人もいなかったそうです。

 人に物事を習うときの礼儀、あることを共同で取り組むときの心構えというものを現代の先生はあらかじめ教えることはないのでしょうか。

 百姓の彼の話を聞いて、私はため息が出ました。

ゴボウ掘りのことを書いたブログを見つけましたので、下に貼っておきます。写真がいっぱいでゴボウ掘り気分が味わえます。※但し、上のメールをくださったAさんとはまったく関係ありません。下のブログ、他の記事も大変勉強になります。どうぞ、ご覧ください。

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