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2009年12月24日 (木)

五十年史巻頭言5 校長 重永睦夫 ≪大倉山五十年史vol .34≫

  • 今日、塩尻出張です。五十年史をお読み願います。
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大倉山五十年史巻頭言その5

 天空の城 ラピュタ♪神代ながらにしずまりて永遠にゆるがぬ♪~

            校長  重永睦夫

 東横学園大倉山高等学校は半世紀の歴史を背に、平成20年、東京都世田谷区等々力の東横学園高等学校と統合します。

 私の胸には「感傷に沈む心」と「大いなる感慨」の二つが去来します。

 「感傷に沈む心」とは、いうまでもなく、この大倉山の地に別れを告げる言いえぬ寂しさです。

 しかし、それを超える「大いなる感慨」が沸いてきます。それは、この小さな大倉山高校が半世紀に及ぶ歴史を刻んだという誇りです。

 大倉山学園時代から数えれば、68年の歴史です。

 尊大な言い方をお許し願えば、

「見よ!この小さき学校にして五十年もの歴史刻みたるを」

 ・・・胸を張って大空に吼えたい気持ちがあります。

 とりわけ統合決定から三年間の在校生が、さまざまな苦難を乗り越え迫力満点の高校生活を送り、学校の有終の美に自身の有終の美を見事に重ね合わせて立派に巣立った。

 そのことによって、大倉山高校は、「天空の城ラピュタ」のごとく伝説的存在として語り継がれる学校となりえ、私どもは運命的にそこの教師でいられた・・・「感傷」を埋めるかけがえのない財産です。

 本校は輝かしい歴史を有します。

 わずか創立九年にして(1964年)バスケットボール部が神奈川県大会に優勝し全国大会に出場。それから三年連続で全国大会出場を勝ち得、県の強豪校の名をほしいままにしました

 創立20年目には(1977年)、神奈川県代表として書道全国大会出品を果たし、その後四度にわたる全国大会の栄誉を勝ち得ました。県高校教育書道展では県知事賞獲得常連校でした。

 2007年、「書の甲子園」大賞を受賞(文部科学大臣賞に次ぐ第二席)、有終の美を飾りました。

 ダンス部も神奈川県ダンスコンクール八年連続上位入賞、全国ダンスフェスティバル出場。

 かながわゆめ国体ヨット競技全国四位入賞。

 以上の栄誉のほか、地域奉仕において吹奏楽部や太鼓部が熊野神社の七夕演奏会や保育園行事に招かれたり、ボランティア委員会が横浜市長表彰を受けたりしました

 これらのことを一学年百名程度の小さな高等学校が成し遂げたわけです。

 また卒業してからも、著名な梅宮アンナさんをはじめ、多くの卒業生が各方面で活躍しています。

62_65_1962s37school_photo_from_air6265_1992h4school_photo_from_air  本校を航空写真で眺めるとダイヤモンドの形に見えます。

  • ←左が1962年(昭和37)、右が1992年(平成4)の航空写真

 まさに「小さくともきらりと光る」高等学校でした。

 累積赤字を克服できず少子化時代の波を乗り越えられなかったことは慙愧にたえませんが、県下最小の学校が半世紀に及んで大倉山の丘に立ち誇った光輝は決して消えることはありません。

0912keisai_taranat_school  なおかつ、カンボジアの地に「大倉山高校」の文字が刻まれた学校が建ち、本校はそこにも受け継がれます。校歌「神代ながらにしずまりて永遠にゆるがぬ」さながらに・・・本誌「五十年史」がそれを雄弁に物語ります。

 嗚呼!大倉山五十年 皆様ありがとうございました。

 末筆で失礼ですが、神奈川県私学協会、県学事振興課、公立中学校協会、横浜市港北区役所、太尾・師岡熊野両神社、商店街や本校近隣の皆様をはじめ本校に温かなご支援を賜った皆様に厚く御礼と謝意を表します。

 また、本校卒業生、入学生、御父母、五島育英会、東急ファシリティ、歴代校長はじめ歴代教職員の皆様の末永い弥栄をお祈り申し上げます。

 本校の光輝と有終の美は皆様のお蔭でした。

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