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2010年1月19日 (火)

おいあくま≪生徒会長日記vol.45の続き≫

  • 昨日の生徒会長日記で、佐野教頭先生の座右の銘「おいあくまね」に触れられていましたので、その意味について今日は書いておきます。「おいあくま」について全校朝会校長訓示で触れたことがありますので、それを再録します。佐野教頭は一般に流布している「おいあくま」に「ね」を加えて生徒に教えてこられました。その意味も以下お読みいただければと思います。

校長訓辞「おいあくま」(平成19年2007年2月8日)

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 三年生と二年生がそろって集合する機会も残り少なくなってきました。三年生は立派に卒業していってもらいたいと思いますが、進学にせよそうでないにせよ、高校を卒業する18歳という年齢は社会人としてみられる年です。

 いま、国民投票法の議論のなかで18歳から投票権を与えようという議論が進められていますが、そのこと自体、18歳は立派な社会人であることの証です。

 そういう三年生に対する私から餞(はなむけ)のメッセージは、卒業文集、生徒会の「やまざくら」、後援会報にそれぞれ違うことを書いていますし、また卒業式の式辞でも述べることにしています。きょうはそれらと違うことを話します。

 「おいあくま」という言葉があります。

 書道選択の人は教頭先生から教わっていると思います。教頭先生の座右の銘です。私も昔から教頭先生に聞いて心にとめてきた言葉です。

 お=怒るな、

 い=威張るな、

 あ=焦るな、

 く=腐るな、

 ま=負けるな、の頭文字をとって「おいあくま」です。

 「あおいくま」という覚え方をする人もいるようですが、やはり私は「おいあくま」という覚え方が良いと思っています。

  •  (重永注:以上が一般に流布されていることですが、昨日の校長日記で齋藤さんが書かれているように、佐野教頭先生は、これに「ね」をつけて「おいあくまね」と教えておられます。ね=ねたむなです。

 私を含め誰でも人間の心には、天使の心と悪魔の心がないまざって並存しているものです。その自分の心の中にいる悪魔に対して「おい!悪魔」と呼びかける気持ちで、私はこの「おいあくま」というのを心に刻んできました。

 自分の心の中にいる「悪魔」に対して、<おい悪魔よ、「怒るな」「威張るな」「焦るな」「腐るな」「負けるな」>と呼びかけて、自分の心の中の悪魔を押さえつけるのです。

 どういうことかというと、世の中というものは、

 1)少々のことで怒ってはなりません。怒ってばかりいては人から嫌われますし、第一、生活していけません。

 2)また威張っていては人から嫌われます。

 3)そして、何事に取り組むにしても焦らないように取り組んでください。焦って事にのぞむとイライラすることになり周りの人を不愉快にします。

 4)また何か自分に都合の悪いことがあっても腐らないようにしてください。腐った気持ちで生活することは、これまたやはり周りの人を不愉快にします。

 5)そして、困難に直面したとき一番大事なことは自分に「負けない」ことです。

 三年生の皆さん、どうかこの「おいあくま」という言葉を心に刻んで社会に出て欲しいと思います。

 二年生の皆さんもあと一年後に巣立たなければなりません。しっかり覚えておいて欲しいと思います。

  • (重永注:佐野教頭の付け加えられた「ね=ねたむな」も社会人にとっては、とても大事な心得です。ねたむ・・・これは、人の成功をうらやむ心が「本当は自分こそが・・・」と捻じ曲がり、逆恨みをする一歩手前の心です。謙虚な心、自分を捨てる心を普段から養っておけば、人をねたむ心は一瞬のことに終わらせられます。

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