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2010年3月 4日 (木)

「競技選手権の世界最高峰」と「平和の祭典」

ひなまつり(3月3日)といえば、大倉山高校の卒業式。本日は、都市大等々力高校の卒業式でした。私は明日の都市大塩尻高校卒業式に出席するため、本日から信州に出張で、都市大等々力の卒業式には出られません。

また、都市大付属高校は3月1日でした。本校出身の先生方も、それぞれの学校で、卒業生の晴れ舞台に参加しながら、きっと大倉山の皆さんに思いを馳せられたことでしょう。

ski閉幕した2010バンクーバー冬季オリンピックについてsnowboard

 日本時間2月13日に始まり2月28日に幕を閉じたバンクーバー冬季オリンピックでした。

 バンクーバー近郊のリッチモンドの地が、今から20年前の1990年、本校第1回海外語学研修ホームステイを開いたところですので、それを記念して第1回ホームステイの記事を書いたこと以外、このオリンピックにはまったく触れないままでおりました。

 後ればせですが、開幕式の写真(NHKテレビ放映を私が撮影したものです)を掲載し、あわせて、いくつかの感想を記しておきたいと思います。

↓まず開会式の写真をご覧ください。

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 北米大陸の北端に国家カナダが建国される以前からの大陸史、生きとし生ける生物、先住民と現代カナダ構成民族を立体の一大絵巻にした見ごたえのある開会式でした。

 これまでも日本のメダル予想についてはよく当たるという定評のアメリカの通信会社、AP(Associated Press)が、今回の日本のメダル予想を銀2、銅2と報じたことが話題になっておりました。

 私は金一つはとれるだろうと見込んでいたものですから、APの予想に内心、反発を覚えておりました。しかし、結果は、ほぼその通りに収束しました(銀2、銅3)。予想の正確さにびっくりしております。選手本人の実力だけでなく、ルール等を幅広くデータに取り入れたデータ分析の強さですね。

  •  ちょっと横道になりますが、データ分析は、仕事にも当てはまります。目標達成をしなければならないノルマが課されたときには、まず、データ分析が大事です。
  • データは可能な限り幅広く集め、集めたデータの重要性を考えながら、データにウェート(軽重)をかけたりすることも大事です。

 それはさておき、日本選手陣の活躍、本当にお疲れ様でしたと申し上げます。

 スノボーハーフパイプの国母選手の服装問題をはじめ競技外のことでも話題が多かった日本選手団でした。

 私はオリンピックというものを考えるヒントとして、見出しに書いた二つの要素をおさえる必要があると思っています。「競技選手権の世界最高峰」と「平和の祭典」という二つの要素です。

 オリンピックは、毎年実施される世界選手権以上に、「競技選手権の世界最高峰」であることに異論のある人はほとんどいないでしょう。では、この観点からみる限り、このたびのフィギュアスケートにおいて、男女共に最も難易度の高いジャンプを飛んだ選手が金メダルに輝かず、それをわざわざ避けてプログラムを組み、「優美さ」のほうを優先させた選手が金メダルを得たということに強い疑問を提出する人がいるのは、むべなることだと言わざるを得ません。

 もっとも、あらかじめ定められたルールを承知の上で、プログラムを自由に組み立てられる以上、そこには不平等も不公正もないことは間違いありませんし、そのルールに従って優勝した選手が素晴らしいことは言うまでもありません。

 しかし、今後を展望するうえで大事なことは、やっぱり最高難易度の技術で競技することを誘導するルールでなければならないと思うのです。その観点を見失うと議論が錯綜することになります。

 また、選手の服装や礼儀、態度が問題になりましたが、それに対しては、「平和の祭典」という観点が大切だと思います。「平和の祭典」というのは、世界各国が仲良くするというだけではありません。

 「平和の祭典」だからこそ、全世界から最高のアスリートが集ります。最高の競技だけでなく、最高のスポーツマンシップが発揮されます。スポーツマンシップは紳士淑女のふるまいに通じます。紳士淑女の服装や礼儀が求められることにもなります。

 「乱れた格好をするな」という理由は、国を代表しているからとか、公金によって派遣されているからとかいうこと以上に、「一流アスリートが集う平和の祭典」であるがゆえにということが大事なのだと思います。

 少々おかたいことを申しますが、≪最高の身体能力を持つ者は、最高の道徳者たれ≫という「武士道」の教えも参考になる気がします。 以上です。

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