長崎県佐世保市の高校生の事件に寄せて
一ヶ月も更新致しませんでした。7月もきょうで終わりとなります。
標題について付属小学校のブログに書いたことを転載致します。卒業生の皆さんには幼小中高のお子さんを育てておられる方々も多いと存じます。
このたびの佐世保市の事件などにふれると、子育てに大層ご心配なさると思いますが、どうぞ、ふだんからのこどもとのコミュニケーションを大事になさってください。
↓ それでは、付属小のもので申し訳ないですがご一読願います。
夏休み12日目。都市大っ子が事故や事件に遭わないよう祈ります。
長崎県佐世保市では高校生による痛ましい事件が起きています。
事件そのものの猟奇性も高校生によるものとは にわかに信じがたいものですが、その動機や計画性が報道されている通りだとしたら、私どもの理解を超える高校生の凄惨な心のゆがみです。 耳をふさぎたくなるほど 慄然とした思いにかられております。
この事件は、ご家庭で小学生のこどもに聞かせるのを躊躇(ちゅうちょ)なさるところがあろうかと思います。こどもに話して聞かせるのはやめるとしても、どうぞ保護者の皆様におかれましては、お子さん方がこれから必ず迎える「思春期」について考えを深めるきっかけにしていただければと存じます。
「思春期」は心と体のバランスがとりにくい激動の成長期です。 とりわけ近現代は、大人になるモラトリアム期間が長くなっていることから、思春期の困難は大きくなっております。
かねがね私は「思春期の激動を乗り越える力」を身につけるのは小学生時代が鍵だと思っておりますだけに、ひとごととは思えない気持ちでこのニュースに接しております。
都市大っ子が全員、元気に8月27日を迎えられますよう祈ります。
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