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2016年10月 3日 (月)

創立者 五島慶太翁について

平成20年(2008)6月26日(木)の記事の再掲です。(記事カテゴリー「ありし日の母校」)

  創立者五島慶太翁について

080616gotokeita_ow今まで、写真は掲載しても、今まで一度も五島慶太翁について触れないままでおりました。

 本校ゆかりの写真は慶太翁の肖像写真(職員室と校長室に掲額)だけではありますが、お読み願います。

  • 1882年(明治15年) - 1959年(昭和34年)、享年78で亡くなっています。本校創立四年目でした。東急電鉄の事実上の創立者であり、東急グループを築いた立志伝中の人物としてよく知られている方ですので、略歴紹介は省きますが、信州長野の出身。若き日は英語の教師も勤められました。
    •  
  • 実業家に転進した後も、教育への情熱やみがたく、学校経営を始めたといわれています。美術品愛好家でもあり、そのコレクションが現在の五島美術館です。

能書家としても知られ、本校にはありませんでしたが、姉妹校の武蔵工大第二高校(現東京都市大学塩尻高校・・・信州塩尻にあります)と系列上位校の東横短大(現東京都市大学等々力キャンパス)には、その書があります。

080616gotokeita_ow_syo_sonohitori←慶太翁の書。武蔵第二高校(現東京都市大学塩尻高校)の校長室に飾られています。

 <其の獨(独)りを慎む>と読みます。

もっと分かりやすく記せば、<その一人をつつしむ>。

儒教の祖、孔子の「大学」に出てくる語です。意味は、「たった一人でいる時でも、言行に注意してつつしみ深く生きることが大事である」ということです。

 人間、ともすると、誰にも見られていない、自分一人であるときは、いい加減なことをしても気がとがめなくなりがちですが、それを戒めた言葉です。

高野陽一校長先生が校長訓示で「天知る、地知る、我知る」という言葉を教えられたことがありますが、それに通じます。

  • 「天知る、~、~」は、「誰も見ていないからと思って悪事を働いてはならない。天が見ているのだよ、大地も見ているよ、いや何よりも自分自身が、悪事を働いたことを知っているではないか」というような意味です。

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←これも慶太翁の書。東横短大にあります。

聖徳太子の憲法十七条の有名な一条・・・<和を以って貴しと為す>です。意味は言うまでもないですね。 080616gotokeita_ow_tue

←これは遺品。慶太翁愛用の杖(つえ)。これも東横短大所蔵です。

 晩年はこの杖を手放されることはなかったと言います。

 以上、今日は、ほんの一部ではありますが、本校創立者についてご紹介しました。

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