- 今日明日にも14万アクセス(140000)に達しそうです。ヒットした方、ご連絡ください。記念品を送ります。※卒業式の日に記念すべきキリバンアクセス突破となれば、二重のよろこびです。
本日の卒業式には、
神奈川県私立中学校高等学校協会より
高木茂理事長先生(高木学園高等学校校長)
にご来賓としてご参列たまわり、
本校最後の卒業生の門出を祝福していただきました。
あつく御礼申し上げます。
月
日
生徒会長日記
さいごの≪「気まぐれ会長日記」by齋藤美紀生徒会長≫です。
今日で最後の日記です。何を書こうかな。
私たちは卒業式を迎えるわけですが、山桜に書いた通り、私はこの日記を書いている今も、卒業する実感がわきません。
進路先に行きたくないとか、そういうわけではないのですが。
でも、結局は時が流れ先に進む・・・。
うれしいやら、悲しいやら・・・。
今、私たちは(先生方も)同じスタートラインにいます。
進む方向はちがうけど、どこかで みんなとつながっています。
そのつながりを大切にして、たくさんの思い出を胸に、みんなで卒業しましょう。
校長式辞(四十九回卒業式)
三年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
教職員を代表して、心よりお祝いを申し述べます。
また、保護者の皆様におかれましても、十八年にわたる子育ての完成として、きょうの佳き日を迎えられ、そのお慶びはいかばかりかと存じます。
式辞の始めにあたり、衷心よりお祝い申し上げます。
本日はご来賓として、
神奈川県私立中学高等学校協会の理事長であられる高木学園高等学校の高木茂校長先生、
本校を経営する学校法人五島育英会より山口裕啓理事長、
東横学園女子短期大学の海老原大樹学長、
東横学園中高等学校の矢島了子校長をはじめ法人関係の方々、
東横学園女子短期大学同窓会の小林菊恵会長、
そして本校小笠原悦子後援会長、
矢野朝子同窓会長をはじめ、大勢の方々が皆さまのお祝いにかけつけて下さっております。
ご紹介申し上げ、御礼とさせていただきます。
さて、とうとうこの日がやってまいりましたね。
皆さんが本校最後の卒業生となることが決まったとき、
私は、雨が降ろうが鑓が降ろうが、どんなことがあっても立派な高校生活を送らせて、立派な卒業式を迎えさせてやるぞと固く決心しました。
それから三年間、またたく間に過ぎ去りました。
皆さんの立派な巣立ちをみたくて、一緒にいろいろなことに取り組み、全力で駆け抜けてきました。
しかし、実を申すと、この三月二日が近づくにつれて、とりわけ今年に入ってからは、三月が近づいてくるのが寂しい、三月がやって来ることを考えるととても辛い気持ちになりました。
三ヵ年教育計画として、学園祭をはじめ本当にいろいろなことに取り組んできましたね。一つ一つを振り返る時間はありませんが、皆さんは全員の力で、その一つ一つを全て成功させました。
そして、ありがたいことに、皆さんはその成功の輪の中に、優しい気持ちでこの私も入れてくれました。憎い校長と思ったこともあっただろうに、仲間に入れてくれました。
どうして、そんな皆さんと別れたいと思うものですか。
別れたくない、この大倉山でいつまでもいっしょに過ごしたいというのが正直な気持ちであります。
でも、皆さんの新たな幸せ探しの旅立ちを祝福して卒業させなければならない、それが私の最後の仕事です。
さきほど、一人一人に卒業証書を手渡しながら、
皆さんの
あのときの苦しそうな表情、
あのときの嬉しそうな笑顔、
あのときのたくましい姿、
それらが次々にまぶたに浮かんできました。
本当によく頑張った。みんなが頑張ったから私ども教職員も頑張れた。先生たちだけでなく職員の方々も皆さんが大好きだと言っておられます。
外には梅の花が皆さんの卒業をことほいでくれておりますが、正面にかかげられた山桜をご覧ください。
本校のシンボルといえば樹齢270年を超える山桜ですが、山桜が咲くのは今月末から四月です。
ですが、卒業生の皆さんに今年の山桜をどうしても見せて上げたいと思った方がおられます。
皆さんも大好きな丸山さんをはじめとする管理員の方々、華道の直江先生や御園先生がたです。
卒業の日に満開になるように祈りをこめて枝を切り取り、二月の寒い日から、毎日、暖房の部屋に入れたり、氷水を入れたり、いろいろと調整してくださいました。
その甲斐あって、この佳き日に見事に花を開いて、皆さんの卒業を祝福してくれております。
みんなが頑張ったから、丸山さんやお花の先生も、最後まで手を抜かずに支えてくださった。その証(あかし)が、この山桜です。
みんな、幸せだね。
この幸せの実感を大事にしてほしい。それが大倉山高等学校の卒業生であるという誇りだと思います。
実はね、私もこれからは「どこの卒業生ですか?」ときかれたら、
胸をはって東横学園大倉山高等学校の卒業生だと言おうと思っているんです。
男だから変なのだけれど、しかし、本校に勤めて三十年以上。
東横学園大倉山高等学校が私の母校だと言えることは私の幸せです。
みんなと歩んだ道のりは私の誇りです。
ですから、いまの私の決心というか願いは、命ある限り、卒業生の皆さんと心を一つにして生きることです。
どうぞ、心一つに生きることを受け入れてほしい。
それで、皆さんに、
本校最高の卒業生として巣立つ72名の皆さんに
谷川俊太郎さんの「生きる」という詩を贈りたいと思います。
生きるということはどういうことかを教えてくれる詩です。
人生八十年の時代、これから長い人生に踏み出す皆さんに贈ります。
心をすまして聞いて欲しいと思います。
生きる 谷川俊太郎
生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと
生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと
生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ
生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと
生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたのてのぬくみ
いのちということ
どうですか。
生きていきたいという気持ちで胸いっぱいになるでしょう。
生きるということは、この世界のすべてと手をとりあうことです。すべてのことを体いっぱいに感じることです。
皆さん、いつまでもいつまでも幸せに生きてください。
私たちの友、カンボジアの人々も幸せに生きるように努力しています。
以上、式辞とします。
みんな、幸せにね。 幸せになれよ。